都市伝説シリーズ その⑧ 『風の谷のナウシカ』の舞台は火星説
今回はジブリのアニメ映画『風の谷のナウシカ』に関する都市伝説です。
もう知ってるよ。という方も多いかもしれませんが、
私なりに「面白いな」と思った都市伝説をご紹介していきたいと思います。
もちろん、信じるか信じないかはあなた次第です!
なので「へぇー、それは面白いね」程度にご覧いただけたら幸いです。
さて、
突然ですが皆さんジブリ映画はお好きですか?
私は大好きです。
中でも宮崎駿監督の作品『千と千尋の神隠し』や『もののけ姫』は後世に語り継がれる
名作中の名作でしょう。
ジブリ大好きでDVDをたくさん持っている方、
金曜ロードショーで放送される日は欠かさず見るという方
多いのではないでしょうか。
今回は『風の谷のナウシカ』に関する都市伝説をご紹介します。
目次
『風の谷のナウシカ』とは?
1984年(昭和59年)3月11日に公開されたトップクラフト制作、宮崎駿監督のアニメ映画作品です。実はスタジオジブリ制作ではなかったんです。
有名な高畑勲さん、鈴木敏夫さん、久石譲さんも関わった初期の作品です。
『風の谷のナウシカ』の世界観
主人公ナウシカのいる時代から1000年前、
人類は科学技術が発展した巨大産業文明を謳歌していたが、
「火の7日間」と呼ばれる最終戦争により、巨大産業文明が崩壊した。
その結果、世界中の海や森、大地が汚染されてしまい、
人類を含めた大量の動植物が消滅した。
世界は錆とセラミック片に覆われた「荒れた不毛な大地」になっており、
「腐海」と呼ばれる有毒の菌類の森が広がっていた。
腐海は独自の生態系を作り出し、大型の「蟲(巨大な虫)」が暮らしている。
また腐海からは「瘴気(しょうき)」という猛毒が空気中に放出されており、
人類がその空気を吸うと5分で肺が腐るという絶望的な環境になっている。
「火の7日間」から1000年後、
衰退した人類は腐海が放つ猛毒と蟲におびえながら細々と暮らしていた。
『風の谷のナウシカ』はこんなお話
「腐海」は広がり続け、人類が住める環境も年々少なくなっている。
人々はいくつかの小国、村に分かれ暮らしていたが、
毎年いくつかの村が腐海に飲み込まれ滅んで行った。
住む場所をめぐって戦争も起こっていた。
そんな絶望的な世界で主人公ナウシカは
辺境の地にある人口500人ほどの村「風の谷」で静かに農耕生活を送っていた。
そこに突然事件が起こります。
大国トルメキアの飛行機が「風の谷」に墜落したのです。
飛行機には、かつて「火の7日間」で世界を滅ぼした「巨神兵」の卵が積まれていた。
この事件から主人公ナウシカと風の谷の人々は
大国トルメキアやその他の国との揉め事に巻き込まれていきます。
『風の谷のナウシカ』の舞台は火星かもしれない?
火星の古代核戦争説
火星にはかつて文明があったが核兵器を使った大戦争が起きて汚染されてしまった。
生き残った人々は地球へ逃げた。このような都市伝説があります。
参考:火星の記憶を持つ少年!!
ナオキマンさん(Naokiman Show)のyoutube動画お勧めです。
特にアゴが長いところはソフトバンクホークスの内川選手みたいで好感が持てます。
火星での核戦争について、以下のような記事を見つけました。
「かつてプラズマ理論物理学者のジョン・ブランデンバーグ博士も、「火星の表面はウラン、トリウム、放射性カリウムなどの放射性物質の層で覆われており、これは核爆発により岩石などの破片や堆積物が広がったためである」とテレビで語り、世間の度肝を抜いた。さらに博士は、火星の大気中にある核の同位元素が水爆実験のものと酷似している」
巨大すぎる腐海の生き物たち
ナウシカの世界では超巨大な蟲が動いたり、空を飛んだりしていますが、
そんな巨大な生物が果たして地球の重力で動くことは可能なのでしょうか。
最大の蟲である王蟲は巨大過ぎます。大きさは80メートルです。
あの大きさの生き物が猛スピードで動ける点は不思議です。
また映画に登場した巨大な空飛ぶ蟲「ヘビケラ」は空を飛ぶ生き物としては大きすぎと思います。大きさは数十メートルです。
火星の重力は地球の1/3です。
地球の1/3の重力である火星でなら飛べるかも。
地球で空を飛ぶ生き物の中で最大級は
また、ナウシカがのる小型飛行機「メーヴェ」も空を自由に飛び回りますが、
火星の重力ならば可能そうですね。
画像はAmazonから
Amazon | 300ピース ジグソーパズル 風の谷のナウシカ メーヴェに乗って(26x38cm) | ジグソーパズル | おもちゃ
かつて大量の水にあふれていた火星
現在は氷になって地下に存在しているが、数十億年前はまだ火星には海があったと考えられています。実際に水が流れてできた地形が確認されています。
火星の表面、「数センチ掘れば氷」の地域も NASA探査機のデータで判明
現在の火星とイメージが重なる?
錆とセラミック片に覆われた「荒れた不毛な大地」が
現在の火星とイメージが重なるように思えます。
風の谷のナウシカの世界と同じく、
火星は酸化鉄(赤錆)を多く含む岩石で覆われています。
また大気の主成分は二酸化炭素で、我々地球の人類にとっては有毒です。
風の谷のナウシカの作中には砂嵐が起きますが、
火星も同様によく起きているようです。
JAXAのサイトによると、
「現在の火星の大気は二酸化炭素が主成分で、大気圧は6~9HPa(ヘクトパスカル)程度と非常に薄いです。砂が巻き上げられ火星全体を覆う砂嵐もしばしば発生します。台風や竜巻(ダストデビル)など多くの気象現象があり、また冬季になると霜が発生します。」
「火の7日間」の火は、「火」星のことだったとしたら面白いですね。
最後に
「映画」と「原作の漫画」ではストーリーが異なる
詳しくは別の機会にご紹介したいですが、
感動的な映画版「風の谷のナウシカ」には「続き」があります。
実は原作漫画は全7巻あります。
そのうち2巻途中までのストーリーが映画になっています。
原作の漫画はとても面白いです。
映画とストーリーがやや異なっていますが映画の続きが描かれています。
が分かる内容になっています。
ネタバレになるので割愛しますが、
お勧めですので興味がある方はぜひ読んでみてください。
都市伝説ですが
火星核戦争論では、
火星に人が住めなくなったため人々は地下へ逃げて暮らしているそうです。
一部の人は地球へ逃げたそうです。
何となく惑星ニビルに住めなくなったアヌンナキが地球へやってきて
チンパンジー?初期の人類?を遺伝子操作して我々ホモ・サピエンスを作ったという
都市伝説と重なる部分があると思いました。
しかし、宮崎駿監督がこのような都市伝説を意識して作品を作ったとは思えないです。
どちらにしても上映から35年経った今でも色々と想像したり考察したりできる、
奥が深い作品だと思います。
参考