その④ 機動戦士ガンダムSEED
今回もガンダム40周年ということでファンの間で盛り上がっているわけですが、
個人的おすすめを軽いノリでご紹介したいと思います。
初代（ファースト）、Z、逆襲のシャアは同じ世界のお話でしたが、
今回のSEEDは全く別世界の物語です。
この作品は賛否両論。キャラクターの目がキラキラしていたり、美男美女が登場するため若い世代や女性にも人気が出ました。しかし昭和のガンダムの汗臭い、泥臭い感じが好きという（おじさん世代）方々には不評だったりします。
目次
ガンダムSEED の世界観
とはいえテーマは非常によく「遺伝子操作」によって誕生した高スペックな新人類の登場と、
遺伝子操作をしていない普通の人類との間に生じた「能力格差」等による対立、戦争を描いています。
そして、放送当時の2002年ごろは現実の世界でも戦争やテロが頻繁に起こっていました。
「戦争の悲惨さを伝え、戦争やめようぜ的な作品」でもあるようです。
重要な単語 ４つ！
（１）コーディネイター・・・
遺伝子操作によって誕生した能力の高い新人類。多くが宇宙に住んでいます。
見た目、頭脳、運動能力、病気に強いなどの特徴があります。（羨ましい）
能力の低い普通の人間（ナチュラル）を見下します。
（２）ナチュラル・・・
普通の人間。多くが地球に住んでいます。
当然、能力の高いコーディネイターに嫉妬、恨みを持ちます。
（３）血のバレンタイン事件・・・
ナチュラルの過激派がコーディネイターの住んでいるところに核攻撃をした。
それに対しコーディネイターは核分裂ができないようにする機械を地球全体に設置した。
その結果、地球で原子力発電ができずエネルギー不足になり多くの犠牲が出た。
火力発電しろよ！と言いたいですが、そんな事件です。
（４）中立国・・・
オーブという「ナチュラルもコーディネイターどっちも仲良く暮らそうよ」的な中立国がありました。
そこに主人公が住んでいたのですが、戦争に巻き込まれていきます。
重要な登場人物
キラ・ヤマト（コーディネイター）
今作の主人公。イケメン、頭いい、運動神経いい、みんなに優しいけど、ボーとしている弟的な学生でした。
しかし戦争に巻き込まれ仲間のために必死に戦いますが、傷つき、心が荒れていきます。
ある理由からコーディネイターの中でも特に能力が高いため、戦闘では圧倒的に強いです。一部ファンからは嫌われています。
【名言】
「やめてよね！本気で喧嘩したらサイが僕に敵うはずないだろ！」
「君にできないことを僕はできるかもしれない。でも、僕にできないことを君はできるんだ」
「キラ・ヤマト、フリーダム行きます！！」
「それでも、守りたい世界があるんだ！」
（引用元：『機動戦士ガンダム SEED』）
アスラン・ザラ（コーディネイター）
キラの幼い頃からの友達。コーディネイターの中でも能力が高い方。
趣味、自爆。
【名言】
「ニコニコ笑って、戦争はできませんよ。」
「ラスティ！！」
「お前がニコルを、ニコルを殺した！！」
「（ボタンをポチッポチッと押してイージス自爆）」
「ジャスティスを自爆させる」
（引用元：『機動戦士ガンダム SEED』）
ムウ・ラ・フラガ（ナチュラルの天才）
父親は金持ちの資産家。父親のクローンであるラ・ウル・クルーゼと因縁あり。
イケメン、明るい、能力高い。こんな先輩がいたら楽しいだろう。
戦闘中、頭のあたりに稲妻が走る「ニュータイプ」のような演出もある。
【名言】
「不可能を可能にする男」
「意味もなく戦いたがる奴なんか、そうはいない。 戦わなきゃ守れねえから戦うんだ」」
「おーおー、かっこいいね～」
サイ・アーガイル（ナチュラル）
キラの友達。恋人をキラに奪われ、キラに対抗するためガンダムに乗ってみた上手くいかず、キラから「やめてよね！本気で喧嘩したらサイが僕に敵うはずないだろ！」というセリフを言われたりと、すごくかわいそうな人。しかし友達を大切にしたり、キラと仲直りしたり、戦争を最後まで戦ったり、本当にいいやつだし、頑張れ！と応援したくなるキャラです。
【名言】
「他のやつのことは気にすんなよ。自分で決めたことなら、それでいいじゃん。みんな違うんだから」
（引用元：『機動戦士ガンダム SEED』）
対立
地球連合軍（ナチュラル）キラはコーディネイターですが最初こちらの軍に入ります。
VS
VS
第三勢力（ラクス・クライン等）上記どちらにも属さない戦争を止めようぜ！的なポジション。
最後に
以上、こんな感じのロボットアニメ、ガンダムシリーズです。
ガンダムSEEDの放送は2002年ですがこの当時、遺伝子操作をテーマにしたのはすごいと思います。
最近海外などで遺伝子操作の実験が・・・などニュースがありますが、ガンダムSEEDの世界ような悲惨な戦争にならなければいいですね。
とても面白い作品ですので、見たことがない方はぜひ！
