日本人メジャーリーガーの活躍 内野手編
日本人メジャーリーガーの活躍
内野手編 をまとめてみます。
2020年のシーズンは新たに西武の秋山選手と横浜の筒香選手が
メジャーリーグに挑戦することになりました。
※忘れてました!巨人の山口投手もメジャーへ挑戦します!
広島の菊池選手はメジャー挑戦を断念することになりました。
残念です。
秋山選手は アベレージヒッター タイプの「外野手」です。
筒香選手は パワーヒッター タイプの「外野手兼内野手」です。
ちなみに菊池選手は 超守備職人 タイプの「内野手」です。
ぜひ大活躍して欲しいですね!!
目次
日本人内野手は”大活躍”できるか?
日本人メジャーリーガーで「大活躍した選手」、もしくは「大活躍している現役選手」は投手と外野手であり、
残念ながら内野手で「大活躍した」と言える選手はいません。
誤解のないように補足します。
「ある程度活躍した」や「少し活躍した」選手はいますが
「大活躍した」と言えるほどの成績を残した選手はいない、という意味です。
【主な大活躍した選手】
投手 野茂、黒田、田中マー君、他多数の投手
参考
8人の内野手がメジャーへ挑戦
以下がメジャーへ挑戦した日本人内野手8名です。
(2019年シーズン終了時点)
どの選手も日本では実績が豊富で「スター級」の選手ばかりでした。
しかし、メジャーでは日本ほどの成績は残せませんでした。
日本では1位を争うほどの「強肩」であった松井稼頭央でさえ、
「ショート」としてメジャーで通用せず「セカンド」にコンバートしました。
野球ファンの皆様もそうだったと思いますが
日本人とアメリカ人の身体能力の差をまざまざと見せつけられ、
かなりショックでした。
①松井稼頭央(メジャー:2004年〜2010年)
日本:遊撃手
メジャー:二塁手、遊撃手
日本人初の内野手メジャーリーガーです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/松井稼頭央#日米野球
②井口 資仁(メジャー:2005年〜2008年)
日本:二塁手
メジャー:二塁手
https://ja.wikipedia.org/wiki/井口資仁#詳細情報
③中村 紀洋(メジャー:2005年)
https://ja.wikipedia.org/wiki/中村紀洋#詳細情報
④岩村 明憲(メジャー:2007年〜2010年)
日本:三塁手
https://ja.wikipedia.org/wiki/岩村明憲#詳細情報
⑤西岡 剛(メジャー:2011年〜2012年)
日本:遊撃手
メジャー:遊撃手、二塁手
https://ja.wikipedia.org/wiki/西岡剛_(内野手)
⑥川﨑 宗則(メジャー:2012年〜2016年)
日本:遊撃手
https://ja.wikipedia.org/wiki/川崎宗則#詳細情報
⑦田中 賢介(メジャー:2013年)
日本:二塁手
メジャー:外野手
https://ja.wikipedia.org/wiki/田中賢介#年度別打撃成績
⑧中島宏之(メジャー:出場なし)※2013〜2014年挑戦
日本:遊撃手
メジャー:出場なし
https://ja.wikipedia.org/wiki/中島宏之#アスレチックス傘下時代
シーズン最高成績とMLB通算成績
※【最高】の「打率」は「規定打席到達」のみ(502打席)
※最高成績は年度が異なってもOKとして、まとめました。
①松井稼頭央
【最高】打率.272 ホームラン9 打点46 盗塁32 安打125
【通算】打率.267 ホームラン32 打点211 盗塁102 安打615
②井口 資仁
【最高】打率.281 ホームラン18 打点71 盗塁15 安打156
【通算】打率.268 ホームラン44 打点205 盗塁48 安打494
③中村 紀洋
【最高】打率.000 ホームラン0 打点3 盗塁0 安打5
【通算】打率.000 ホームラン0 打点3 盗塁0 安打5
④岩村 明憲
【最高】打率.274 ホームラン7 打点48 盗塁12 安打172
【通算】打率.267 ホームラン16 打点117 盗塁32 安打413
⑤西岡 剛
【最高】打率.000 ホームラン0 打点19 盗塁2 安打50
【通算】打率.215 ホームラン0 打点20 盗塁2 安打50
⑥川﨑 宗則
【最高】打率.000 ホームラン1 打点24 盗塁7 安打62
【通算】打率.237 ホームラン1 打点51 盗塁12 安打150
⑦田中 賢介
【最高】打率.000 ホームラン0 打点2 盗塁2 安打8
【通算】打率.267 ホームラン0 打点2 盗塁2 安打8
⑧中島宏之
【最高】打率.000 ホームラン0 打点0 盗塁0 安打0
【通算】打率.000 ホームラン0 打点0 盗塁0 安打0
※マイナーリーグから一度もメジャーへ上がれず帰国
※残念な結果だったと思いますが、挑戦することは大切です。
挑戦したこと自体はとても立派だったと思います。
ある程度活躍できた内野手「3人」
日本人メジャーリーガーで「ある程度活躍できた内野手」は
以下の3選手くらいだと思います。
残念ながら大活躍とまではいかず、
日本での実績を考えると物足りなさを感じます。
なによりご本人が一番悔しかったと思います。
井口 資仁
【特別枠】川﨑 宗則
大活躍できる日本人内野手は、今後出てくるのでしょうか?
今までの傾向や詳しい方の意見を参考にすると、
身体能力的に日本人内野手の最適なポジションは「セカンド」?
しかし1つのポジションだけではなく
複数のポジションを守れる方がメジャーでの出場機会を得やすい。
活躍できる日本人内野手の条件は・・・
「セカンド」がメインだが、
「ファースト、サード、ショート」のどれか複数ポジションを守れること
これに加えきちんとバッティングで良い成績を残せれば
史上初「大活躍した」日本人内野手になれるかもしれませんね。
例えば
メインはセカンド
ファースト経験あり、ヤクルト入団時はショート。条件にはぴったりです!
本人にその気があればですが、
メジャーで通用するのか見てみたいです。
メインは外野手
ファースト、サードも守れますので
もし「チーム事情により内野をメインに守る」ことになれば・・・
若手なら
村上、清宮
根尾、小園あたりの成長に期待です。
参考